きもちわるい図書館

麻布十番ひきこもり女の読み物きろく

ハワード・ダリー『ぼくの脳を返して ロボトミー手術』

 

 目からアイスピックを差し込んで脳をいじくるんですって

また脳です。

ロボトミー手術は現在では行われていませんが、ほんの少し前までは気軽に行われていた手術だったなんて。日本でも手術は行われていました。

落ち着きがないとか、行動が攻撃的だとか、暴力的だとか、それは精神異常だと考えられて、脳にアイスピックで!!怖い。

手術の図解とか記載されていますので、見るときには気をつけてくださいましね。

そしてこの少年は手術を受けてどうなったのか、現在まで生存しているのか。

脳を返して!って言われても...

ロボトミーの実際を知ると、今現在ヨシとされている治療がもしかしたら少し先の未来ではとんでもない事でした...となる場合もあるんだと認識します。

ロボトミー手術を題材にした書籍や映画は多々ありますので、本を読んで興味を持ったら次のステップへ💀

ぼくの脳を返して~ロボトミー手術に翻弄されたある少年の物語~

楽天ブックスは品揃え200万点以上!

 

若合 春侑『腦病院へまゐります。』

 

 なぜそんなものを食べる((((;゚Д゚)))))))

昭和のはじめ頃のSM関係の男女の話。

”脳病院”とは精神病院というか今で言う心療内科というところですかね。

ちゃんとした夫がいながら、妻のいる変態男と逢わずにいられないM子さん。夫もわかっていながら彼女の外出を許している、そう夫は戦場帰りで体が悪いのですよ。

最後まで私には彼女の気持ちや行動が理解できなかった、いくら好きな人のモノでもあれを食べたりするのは無理だ。

痛いことや嫌なことを、辛いと分かっていながら続けざるをえない人の気持ちってなんなのでしょう。

自分、ひきこもりながらこんな本を最初に手にしていたんだなあと。

自分はSMなんてまったく興味ないって人も潜在的な何かに火が灯るかもしれませんよ。

何かに気づきたければ読んでみたらいいです。

その他の脳病院にかんする本

楽天ブックスは品揃え200万点以上!

脳病院へまゐります。 (文春文庫)

 

 

図書館とのであい

働いていた会社が倒産して事業をたたんだ。

私は駆け出しのインテリアデザイナーだったから、すぐに望むような次の仕事を見つけられたわけでもなく、しばらくお家にこもっていた。

最初の2ヶ月は自由な時間が増えて朝からのんびり過ごす暮らしが本当に幸せでした。

 

ですが、3ヶ月目から!

言いようのない不安に襲われて家にいることが罪悪感を抱くようになってしまった。

だけど仕事は見つからず、お金もないし、行くところもないし...

 

そこで麻布十番に住む女は図書館と出会うのでした。

図書館、なんて素敵な場所だったんでしょう、なぜ今まで気づかなかったんでしょう。

まずは興味のあるジャンルから、そして新着本を手に。そのあとは図書館の端から順に!

 

こうして私は読んだ(手にした)本を暇なのでコツコツとEXCELに入力し始めました。

せっかく入力したこの情報を、手にした本たちを振り返りながら記録していこうと思ってます。

自分の暗黒時代にどんな読み物をセレクトして手にしていたのか...

 

 そうだよ、本はともだち、どもだちなんだよ〜💀