若合 春侑『腦病院へまゐります。』
なぜそんなものを食べる((((;゚Д゚)))))))
昭和のはじめ頃のSM関係の男女の話。
”脳病院”とは精神病院というか今で言う心療内科というところですかね。
ちゃんとした夫がいながら、妻のいる変態男と逢わずにいられないM子さん。夫もわかっていながら彼女の外出を許している、そう夫は戦場帰りで体が悪いのですよ。
最後まで私には彼女の気持ちや行動が理解できなかった、いくら好きな人のモノでもあれを食べたりするのは無理だ。
痛いことや嫌なことを、辛いと分かっていながら続けざるをえない人の気持ちってなんなのでしょう。
自分、ひきこもりながらこんな本を最初に手にしていたんだなあと。
自分はSMなんてまったく興味ないって人も潜在的な何かに火が灯るかもしれませんよ。
何かに気づきたければ読んでみたらいいです。